今月満100歳を迎えた私の母がいまだに愛飲し続けているお酒です。
母の酒好きを知っている親戚が吟醸・大吟醸などいろいろなお酒を持ち寄りますが、母は「オレはこれがいい」と意に介しません。
飲み口は味に厚みがあってなんとなく懐かしい印象です。昭和の頃においしいと思った酒と似ているような気がします。
大正生まれの母には淡麗辛口なものよりも好みに合うのかも知れません。
製造元の「福徳長酒類」の名は、中国の古文経にある「福徳円満ナレバ長寿無量ナリ」の一文から命名したとHPにあります。
https://www.oenon.jp/product/sake/fukutokucho/
その名に違わず、母にとっての「長寿の酒」なのだと思います。