釧路生まれの建築家毛綱毅曠(もづなきこう)の建築作品

公開日 2024/09/02 最終更新日 2024/09/03

今回釧路を訪れるまで毛綱毅曠氏を存じあげませんでした。
福司酒造さんにパンフレットが置いてあったり、湿原展望台にも様々な情報があり、この機会に市内で見ることのできる作品だけでも拝見していく事にしました。

毛綱 毅曠(もづな きこう、本名:毛綱 一裕、1941年(昭和16年)11月14日 – 2001年(平成13年)9月2日)は、日本の建築家。日本建築学会賞作品賞など多数受賞。

毛綱毅曠-ウィキペディア

また、調べていてNHK北海道WEBの釧路チャンネルに「釧路が生んだ奇才・毛綱毅曠(もづなきこう)の建築を追う」という記事を見つけました。
興味深い内容だったのでご紹介します。

反住器(1972年)

毛綱毅曠が自身のお母さんの住まいとして建てられたそうです。
ネット上の情報によると中がまた素敵なんですね。
「釧路が生んだ奇才・毛綱毅曠(もづなきこう)の建築を追う」を読むとお母さんとのエピソードも書かれていてほっこりしながら読ませて頂きました。

釧路市立博物館(1984年)

設計は釧路市出身の毛綱毅曠によるもので建物の外観は金の鳥が翼を広げた姿をイメージし土の色をイメージした褐色のタイルを張った形としており、1984年(昭和59年)に第36回日本建築学会賞を受賞している。

釧路市立博物館-ウィキペディア

釧路市湿原展望資料館(1984年)

有料ゾーンの中央展示室の天井の曲線の美しさにため息が出ました。
有料ゾーンですので掲載は控えておきます。

外観は湿原のヤチボウズ(谷地坊主)をモチーフにしており、天井がインパクトのある中央展示室は、曲線を描くコンクリートのひだに包まれ、母親の胎内をイメージしているという。

Yuuki Official Blog-毛綱毅曠の建築/釧路市湿原展望台

釧路市立東中学校(1986年)

車中から眺めるだけで写真はとれませんでした。
ウェブで検索していて出てくる画像はとても興味を引く外観でした。
2004年(平成16年)4月1日に釧路市立東中学校と釧路市立弥生中学校が統合し、現在は釧路市立幣舞中学校になっています。

見ごたえのある作品

建築に関して持っている情報が少ないのですが、外観も内部も見ていて飽きない建築作品でした。
今回近くまで行けなかった「釧路市立東中学校(釧路市立幣舞中学校)」は次回は見てこようと思っています。


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